こんにちは、副長です。
1月に引っ越して、2月に育休を取得して、3月に子供が生まれ...。
生活も落ち着いてきたところで問題が発生しました。
その問題とは「ガス代」。
引っ越し前には大体5000円、高くても8000円だったガス代が3ヵ月連続で11000円を超えました。
ガスの用途はガスコンロと給湯器で変わりませんし、使用量が増えたわけでもありません。
調べてみると、「都市ガス」から「プロパンガス(PLガス)」に変わったことが原因だと分かりました。
何が違うのか。
どれくらい値段が変わるのか。
実体験を交えてお伝えします。
進学や就職、異動などで賃貸物件を利用する方が多いと思うので、ご注意ください。
割高なプロパンガス会社に当たると、毎月5000円も高くなるかもしれません。
目次
1. ガス料金の計算システム
2. 実体験
3. 結局どうすれば良いのか
4. まとめ
1. ガス料金の計算システム
ガス料金は基本料金+従量料金で計算されます。
基本料金…使わなくてもかかる費用
従量料金…使った分だけかかる費用
従量料金はガスの使用量×単価で決まりますので、1度もガスを使わなかった月は基本料金だけで済みます。
この基本料金、単価はガス会社によって異なります。
2. 実体験
私の場合は上記にもある通り、5000円だったガス代が11000円に上がりました。
利用していたガス会社のHPを調べると、
引っ越し前の都市ガスは、基本料金が760円、従量単価が210円
引っ越し後のプロパンガスは、基本料金が2200円、従量単価が640円
でした。
(地域やガス使用量によっても異なるので、その地域のガス会社のHPを参照してください)
パッと見ても3倍の値段差がありますね。
使用量が15m^(3)の場合、都市ガスは3910円、プロパンガスは11800円です。
プロパンガスを利用するなら都市ガスの2~3倍を覚悟する必要があることが分かります。
3. 結局どうすれば良いのか
結論として「部屋探しの時に都市ガスの物件を選ぶ」しかありません。
SUUMOなどの情報サイトを調べれば、物件情報に「都市ガスかプロパンガス」が記載されています。
ガス会社は独自に値段設定ができ、プロパンガスの場合はガスボンベの輸送コストがかかるため高くなります。
賃貸物件ではオーナーが建物ごと契約していますので、個人でガス会社を変えることも難しく、ガス会社に相談しても値段は下がりません。
これから引っ越す場合は、部屋探しの時に物件情報を必ず確認しましょう。
既に引っ越している場合は、ダメ元ですが管理会社に相談しても良いかもしれません。
他の部屋からも同じ苦情が出ていれば、安いプロパンガス会社に変更してくれる可能性があります。
4. まとめ
部屋探しでは「家賃、共益費、仲介手数料、敷金礼金」は気にしても、ガス代までは気にしない人が多いと思います。
携帯料金のプランで電気やインターネットの割引を気にするくらいじゃないでしょうか。
私はプロパンガスについて知らなかったため、年間50000円以上余計な費用を払うことになりました。
5000円家賃が高い都市ガスの物件に住んでいるのと変わらないので、読者の方にも是非とも覚えておいて欲しいと思います。
ではでは。